今日、日本では高校生を中心に自分の求めている教育が高校でみつからず中退をする人が増えています。 イギリスの教育制度のもっとも大きな特徴としてあげられるものは、まずそれぞれの個性を尊重するということです。 英国の学校生活は、日本とは大きく違って受験勉強第一ではありません。勉強もスポーツも芸術活動もと、あらゆる分野に力が入れられています。勉強が学校生活の基本であることは日本と同じですが、英国の学校では、数学や科学、社会、体育などの主要な科目はもちろんのこと、学校それぞれがかなり個性豊かなカリキュラムを設けています。

たとえば演劇やダンス、法律、環境学、音楽。音楽も更にピアノやギター、アイリッシュ・ハープといったようにより細分化された科目を選択することが出来ます。日本の高校では目にすることのない科目が設けられているのも珍しいことではありません。更に日本と英国の教育システムの大きな違いは、日本の高校ではたくさんの科目を履修するのに比べ、英国では各生徒が自分の学びたい科目を3〜5科目選択し、それらの科目を2年間かけてじっくり勉強するという点です。この点では、自分の得意な科目 又は、好きな科目を集中して勉強したいという方々には最適な教育システムといえるでしょう。
 

イギリスと日本の教育システムのもっとも大きな違いは、学年の区切り方と言えます。 日本式の6−3−3制と違い、イギリスでは 中学・高校の卒業証書という概念が存在しません。 公立高校の場合、5歳から11歳前後までプライマリー・スクールと呼ばれる中等教育機関に在学します。その後はセカンダリー・スクールへ進学し、16歳までここで教育を受けるのです。 名門校の殆どは私立であり、この場合11歳もしくは13歳前後まで受験予備校(プライマリー・スクール)に通い、それ以後は16歳までパブリック・スクール又はシニア・スクールと呼ばれる中等教育機関で学ぶ事になります。
いずれの場合も16歳で、GCSE (中等教育検定試験) を受験するが、この試験で所定の成績を収めなければ、次の教育機関へと進学できない仕組みとなっています。 但し、日本人の場合、中学校の卒業証書があれば、GCSE受験を免除される場合もあります。 ここで所定の成績を収めた生徒だけが、もう2年、シックスス・フォームと呼ばれる日本の高校に相当する教育を受け、全国統一試験で一定以上の成績を収めることが大学入学の条件になるというわけです。 イギリスでの高校卒業後、日本の大学へ帰国子女として受験する場合、このGCE−A とGCSEの結果 (又はGCE−Aレベルの結果のみ) を提出するように義務づけられます。
 

前述しました道り、GCSE (GENERAL CERTIFICATE OF SECONDARY EDUCATION) は中等教育検定試験であり、5月から6月の間に5教科から10教科受験します。 日本へ帰国後に帰国子女として大学を受験する場合はこの試験でAからGまでの7段階評価でC以上の評価を得る事が必修となっています。 しかし、 最近のイギリス留学の傾向としては、シックスス・フォームに在学したのち日本の高校へ編入するケースなどが目立つなど、留学者層の低年齢化が如実に伺えます。
一方、GCE−A (GENERAL CERTIFICATE OF EDUCATION A−LEVEL) はシックスス・フォーム在学中の2年間、3教科から4教科を集中的に学び受験するものです。 評価はAからFまでの6段階で、Fは不合格となっています。


GCSEを受験したのちシックスス・フォームでの準備期間を終えGCE−Aを受験した場合、帰国子女受け入れ枠内で日本の大学への進学と、現地の大学への進学という選択が生まれてきます。 単身留学していた帰国子女の受入枠を設けている大学は東大、京大、一橋大、東京外語大、ICU、津田塾大、慶代 (医学部を除く)、上智大などがあります。
また東北大と早稲田大のように3年以上在籍していたことを求める大学や、東大のように学部によって単身留学又は3年以上の在籍と、受験資格の異なる大学も存在します。 受入枠は各大学によって異なり、 受入枠は年々徐々に拡がっているものの、受験者も増加の一途を辿っており、競争率は着実に高くなってきているのが現状です。
GCSEを受験したのちシックスス・フォームでの準備期間を終えGCE−Aを受験した場合、帰国子女受け入れ枠内で日本の大学への進学と、現地の大学への進学という選択が生まれてきます。 単身留学していた帰国子女の受入枠を設けている大学は東大、京大、一橋大、東京外語大、ICU、津田塾大、慶代 (医学部を除く)、上智大などがあります。
また東北大と早稲田大のように3年以上在籍していたことを求める大学や、東大のように学部によって単身留学又は3年以上の在籍と、受験資格の異なる大学も存在します。 受入枠は各大学によって異なり、 受入枠は年々徐々に拡がっているものの、受験者も増加の一途を辿っており、競争率は着実に高くなってきているのが現状です。


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